【健康診断】項目のまとめ。内定者・新入社員の方にも分かりやすく解説
今回は健康診断での基本の項目の種類を1つ1つ解説していきます。
どの項目にもなりやすい病気や基準値を目指にしてどうしたらいいのか?などの対策も書いています。検査前日や当日の食事の取り方や検査当日の服装など注意事項など、検査結果の再検査などの対処法なども說明しています。
健康診断では基本、次の項目を行います。
こんにちは、ゆるです。
【健康診断】の項目の種類を内定者・新入社員の方にも分かりやすく解説
- 健康診断とは
- 健康診断受ける際の注意事項
- 1既往歴、業務歴の調査
- 2自覚症状、他覚症状(所見)の有無の検査
- 3.身長、体重、腹囲、視力、聴力(1,000 4,000Hz)の検査
- 4胸部X線検査
- 5.血圧測定
- 6.貧血検査(Hb、RBC)
- 7.肝機能検査(GOT、GPT、γ-GPT)
- 8血中脂質検査(TG、HDL-cho、LDL-cho)
- 9.血糖検査
- 10.尿検査(糖、蛋白)
- 11心電図検査(安静時)
- 健康診断の検査結果について
- 最後に・・
健康診断とは
健康診断は内定を受けたら会社などの指定された所で健康診断を受けるのが普通のようですね。 健康診断は、病院・クリニック・健診所などで行なっています。
費用については会社の指定であれば会社が負担するように決められています。
健康診断受ける際の注意事項
検査前日、当日の 食事について
・午前中の検査の場合、前日の夜の9時以降は食べないように当日の朝食も抜いてください。
・検査が午後からの場合、朝食の量は軽いめに食べてください。
お昼は抜いてください。
*水分はお水なら大丈夫です。
*健康診断を行う時に正確な数値が出るよう、空腹時採血(10時間以上の絶食)を勧めらてています。あさは採血のある日の食事摂取に気をつけましょう。
検査当日の服装について
・胸部X線検査について 胸部X線検査を受ける方は、薄手で無地の肌着(Tシャツ)を着用しましょう。
・裏表にかかわらず、ボタン・プリント・ししゅう等の装飾されているTシャツなどや
ブラジャー・ボディスーツは着用しないでくださいね。
健診当日の投薬について
現在治療中の方、その他の薬を常用されている方は、前日の服用は大丈夫のようですが、当日の服用について主治医とご相談ください。
妊娠中の方へ
妊娠中またはその可能性のある方は、X線検査を受けることは出来ません。
*その他子宮がん検査、マンモグラフィー(乳がん検査)などの検査も受けることができませんので、必ずお申し出ましょう。
それではどんな検査をするのか1つ1つ見ていきましょう。
1既往歴、業務歴の調査
既往歴及び業務歴の調査とは、雇い入れの時までにかかった病気や雇い入れの時までに仕事をしたことのある主な業務について調査するものです。
ではどんな事を書けばいいのか?
2自覚症状、他覚症状(所見)の有無の検査
【健康診断】既往歴、業務歴の調査 と自覚症状、他覚症状の有無の検査「問診調査」を詳しく説の記事に詳しく書いているので読んでみて下さいね。
* 健康診断問診票は必ず事前に記入し、検査当日ご持参ください。
3.身長、体重、腹囲、視力、聴力(1,000 4,000Hz)の検査
4胸部X線検査
胸部レントゲン検査で どんな病気がわかるのか?検査結果の見方なども
【健康診断】胸部レントゲン検査を受ける上での注意事項に詳しく書いているので読んでみてください。5.血圧測定
6.貧血検査(Hb、RBC)
ヘモグロビン(Hb)
ヘモグロビンは健康診断で低い値が出たら、貧血の可能性があります。
数値が低い場合は貧血ですが、高い場合にも病気が隠れています。
【健康診断】 貧血検査「血色素量(ヘモグロビン)」を基準値にする方法
にその原因や対策も書いているので読んでみてくださいね。
赤血球数(RBC)
赤血球数(RBC)とは血液中に赤血球がどれくらいあるのかを調べる検査です。 赤血球数(RBC)が少なくなった状態を貧血症、逆に多すぎると多血症(赤血球増加症)の疑いがあり全身状態を調べる検査です。
7.肝機能検査(GOT、GPT、γ-GPT)
AST(GOT)
【 健康診断】肝機能検査をAST(GOT)基準値にする方法の記事に詳しく書いているので読んでみてください。また記事の中には検査の数日前からやってはいけない注意事項も書いているので、読んでから検査に臨んでくださいね。
ALT(GPT )
GPTは肝臓と腎臓にしか存在しないため、数値に異常があった場合は、どちらかの障害を疑います。
では数値が高い場合どんな病気が疑われるのか?その原因や対策など
【健康診断】肝機能検査ALT(GPT)を基準値にする方法に書いているので読んでみて下さいね。
γ-GTP
γ-GTPはアルコールに対して敏感に反応しますから、お酒の量が多い程、検査値も上がってきます。一般的にお酒の飲み過ぎを原因とした脂肪肝や肝炎などといった【アルコール性肝障害】になりやすくなります。
γ-GTP検査結果の数値でどんな病気が疑われるのかその原因や対策などを
8血中脂質検査(TG、HDL-cho、LDL-cho)
中性脂肪(TG)
中性脂肪とは、食事から摂取した栄養のうち、体内でエネルギーとして使われる脂肪のこと。 中性脂肪(トリグリセリド中性脂肪は、運動するときのエネルギー源として必要なんです。
【健康診断】血中脂質検査「中性脂肪」を基準値にする方法の記事には
善玉コレステロール(HDL)
善玉コレステロール(HDL)は、名前に「善」とあるので、体の健康にとってとても良いものであるというイメージを持ちやすいですが、数値が高すぎても低すぎても、体に及ぼす影響というものはあります。
【健康診断】血中脂質検査「HDLコレステロール」を基準値にする方法の記事に詳しく書いているので読んでみてください。
悪玉コレステロール(LDL)
9.血糖検査
10.尿検査(糖、蛋白)
11心電図検査(安静時)
健康診断の検査結果について
健康診断の判定には、主に「異常なし」「要経過観察」「要精密検査」「要治療」などがあります。
どういう意味なのか見ていきましょう!