【健康診断】血圧測定正常値にするために普段からの測定が大切
今回は健康診断での一項目の血圧測定についてです。なぜ血圧測定が大事かと言うと1日の生活の中で血圧は上下しています。高血圧が続くと心臓病や脳の病気、腎臓病や動脈硬化に影響してきます。血圧は高血圧だけじゃなく低血圧の人も多いのです。普段血圧をあまり測らない人にも血圧の大切さを分かったいただけたらと思います。
健康診断では基本、次の項目を行います。
こんにちは、ゆるです。
【健康診断】血圧測定正常値にするために普段からの測定が大切について
血圧とは
血圧はどんな時に上がったり下がったりするの?
血圧は常に一定ではなく、運動、入浴、寒さ、暑さ、痛み、ストレスなど、さまざまな活動や刺激、感情などによって、一時的に血圧は上下に変動するのです。
1日の中でも変動があり、夜寝ている時は低く、起きて活動を始めると心臓からの血液量が増え、朝から昼にかけて自然に上がっていく。
また、「白衣性高血圧」といって、病院に来るだけで緊張して血圧が上がってしまう場合もあります。特に年をとって血管が硬くなると、わずかな刺激が、大きな血圧の変動となって表れます。
血圧の基準値
血圧測定の基準値は
最高血圧が140ミリ/Hg以下
最低血圧が80ミリ/Hg以下とされています。
*家庭での血圧はそれより低いのが普通です。
血圧が高い場合
高い人のなりやすい病気
どんな人が血圧が上がりやすいの?
・糖尿病や腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などの持病を持っている
糖尿病や腎臓病など、自律神経に影響する病気を持っていると、自律神経の乱れによって夜間も血圧が下がらない状態となることがあり、そのまま朝まで高血圧を維持してしまう。
深夜から早朝起床前の時間帯に心筋梗塞を発症することが多いといわれている。
・飲酒よくする人
アルコールを飲み過ぎると睡眠の質が低下し、脱水症状を起こします。
翌朝の血圧が上がりやすくなるの注意です。
・ 睡眠不足やストレスがある人
睡眠の質が悪いと熟睡できず、交感神経の優位な状態が続き、そのまま朝まで血圧が下がらないことがある。
・肥満である
・日常的に運動が不足している
血圧が高い人の対策
・血圧が高い人は寒さが関係している
冬の朝は血管が収縮し、血圧が上がりやすいとされているため、早朝高血圧の疑いがある人は、寒い朝の運動は避けたほうがよいだろう。
・高血圧の服薬治療が不十分である
降圧剤の効果が翌朝まで持続できず、朝の血圧が上がりやすい状態になっている。
服薬の処方を見直すしてもらって、まず医師に相談しましょう。
・寒さ対策をする
足冷えを避ける、お風呂に浸かる、夜にストレッチをする、睡眠時に靴下を履くなど、身体を温めるように努めたい。
血圧が高い人の注意事項
・起床時の活動に注意
朝風呂、冷水の洗顔、すぐに立ち上がるなどの行動は避ける。
・部屋の温度管理に注意
部屋、トイレ、脱衣所、浴室内などはあらかじめ温かくしておきましょう。
・生活習慣の改善
肥満の解消、食事の塩分制限、乳製品・野菜・果物などの摂取、適度な運動、ストレス解消、禁煙、飲酒制限など
血圧の低い人
低血圧の目安
低血圧に明確な基準はないが、最高血圧が100mmHg以下であると低血圧とされることが多い。
低血圧の症状
低血圧になると、様々な病気を引き起こす可能性があります。
低血圧は、めまいや立ちくらみ、気持ち悪い、倦怠感などの症状があります。
*特に朝はぽーとしてなかなか起きれなくて朝に症状がみられることが多く、午前中は倦怠感が強い状態になります。
低血圧になる原因
・食事を抜いたり、無理な運動をしたりすることです。
特に食事を抜く極端なダイエットを続けると、必要なエネルギーを体脂肪に変換しやすい体質になりかえって逆効果です。
栄養が不足すると、結果的には血液のめぐりが悪くなり、自律神経も乱れ、低血圧状態になります。
・脱水状態
脱水状態では、細胞外液の水分が浸透圧で細胞内に引き込まれ、血液のめぐりが悪くなります。血液の量が少なくなり、低血圧を起こすことがあります。
・腎臓病 腎臓の疾患がある
血液量が減ってしまうので低血圧になるケースが増えます。
・狭心症
低血圧から狭心症を発症する可能性があります。心臓に血液や酸素が行き届きにくくなるので、狭心症になるリスクが増えるのです。
・脳梗塞
「食後低血圧」を発症し、脳梗塞を引き起こすケースもあります。
低血圧の予防
・水分 をよく取る
低血圧の人が水分を摂取すると、血液の量を増やすことができ、血流を促進させることができます。1日に1~2リットルの水分を何回かに分けて飲むようにしましょう。
塩分を取る
健康的な日本人の成人男性が1日あたりにとる食塩摂取量は8g未満、成人女性は7g未満とされています。摂取量が多すぎると健康によくありませんが、摂取量が少なすぎると血流が悪くなってしまい、低血圧が悪化する可能性があるので注意しましょう。
*低血圧そのものには有効な薬物治療法が少ないため、
早寝、早起きをする、運動を習慣化するなどの生活の改善をしましょう。
食事のときに、コーヒー、緑茶などカフェイン入りの飲み物を飲むと、食後に血管が広がるのを抑える効果があります。
血圧の測定について
血圧の測り方
イスや正座やあぐらなど、日常の座った姿勢で、1~2分安静にした後、上腕(肘関節より上)に腕帯をピッタリと巻きます。
ま測る腕の高さが心臓の高さ(乳頭の位置)になるようにして下さい。
家庭での血圧を測る注意事項
・家庭血圧を習慣化する
早朝高血圧を見逃さないためにも、家庭で毎日計測する必要がある。
朝の起床後1時間以内、トイレの後、朝食の前、薬を飲む前、寝る前に測定すると良い。
血圧は朝と夜に2回ずつ測り、それぞれの平均値を記録すると、血圧が上がるタイミングが把握しやすくなる。
*入浴や食事の直後は血圧の変動が激しいので避けてください。
病院で測る注意事項
受診の緊張から血圧が一時的に高くなる“白衣高血圧”に象徴されるように状況によって血圧は変動します。
*コーヒーなどの刺激物を避け、受診前の五分間は安静にすることを心がけてください。
血圧計について
最近では小型で性能の良い血圧計も市販されているので家庭での血圧をこまめに測ることも、オススメします。
私は以前手首に巻き付けて測る手首式を使ってましたが、やっぱり腕に巻いて測る上腕式血圧計のほうが正確に測れるのでオススメです。
*自分で測る時に、手首式に比べて上腕式は最初巻きつける時にねじれたりしっかりと巻き付けにくいことも有りますが慣れれば大丈夫です!
最後に・・
血圧は健康診断の時に基準値だとしても、1日の間で上がったり下がったりしていることが分かったと思います。
特に運転中などに上る人が多いと聞きます。運転中は緊張しているからですね。
怒りん坊の人も怒っている時はかなり上がっています。気を付けて下さいね!
【健康診断】血圧測定正常値にするために普段からの測定が大切ついてでした。
健康診断まとめ記事です。
最後までお読みいただきありがとうございます。