尿検査を受けるときに気を付けること10選
尿検査をする時に気を付けることがいくつかあります。
それは同じ検査をしても正確な検査結果が出ない事もあるので、ぜひ気を付けてほしいと思います。
今回は尿検査をする時に気を付けること10選を挙げてみました。
尿検査とは
尿検査は、尿中の蛋白や糖などを調べ、様々な病気を知る参考になる検査です。
尿中の蛋白は腎臓の病気、潜血は結石や腎炎等、糖は糖尿病関連、ウロビリノーゲンは肝臓の病気の可能性があります。
正常な検査結果がでるように、 尿検査を受けるときに気をつけることを見ていきましょう。
尿検査の前に気を付けること10選
1尿の量は最低10ccあれば大丈夫
尿の量はコップの1/3から半分もあれば十分です。
尿が出にくい時には最低10cc程度でも検査ができるので、大丈夫です。
2食べ過ぎた直後は避ける
食べ過ぎた直後には尿蛋白や尿糖が一時的に陽性となってしまうことがあるので注意しましょう。
3 果実や清涼飲料水
検査の前に果実や清涼飲料水、ドリンク剤など、ビタミンCを含む物の摂取を控えましょう。
最近ではジュースなどにもビタミンCは多く含まれていますので、検査前にはこれらを少し意識して水やお茶など影響の少ないもので水分補給して再検査につながらないようにしましょう。
4コップにティッシュやトイレットペーパーなどをかぶせない
コップの回りについた尿はふき取ったほうがいいと思います。
ただしコップにティッシュやトイレットペーパーなどをかぶせないで下さい。
紙の繊維が混入して尿沈査のときに誤判定になる場合があります。
5検査の前はできるだけお酒は控える
アルコールは尿酸値を上げることが分かっています。
二週間前後禁酒をすることでほとんどの人で肝臓の機能が回復してγ-GTPなどの数値が下がると言われています。
ほとんど毎日お酒を飲むという人なら3週間から4週間ほどアルコールの摂取を控えればγ-GTPなどの数値は上がりにくくなります。
6甘いものを飲食しない
検査の前に甘いものを飲食してしまうと尿糖が出る場合があります。
この尿糖の値が高すぎると糖尿病が疑われることになります。
誤診とならないように気をつけるためにも検査の前にはなるべく甘いものを飲食することは避けましょう。
7激しい運動を控える
検査の前に激しい運動をしてしまうと腎臓への負担が増してしまって腎臓がしっかり働くために必要な血液量が足らず腎臓機能が低下しているといった誤診になる可能性があります。
なので検尿前日に激しい運動を行っていれば、数値の異常が発生しやすくなるでしょう。
8夜9時以降の飲食を控える
尿検査に限ったことではありませんが、健康診断を行う場合夜9時以降の飲食を控えるように言われます。
これはもちろん検査結果に影響が出るからです。
98時間程度しっかり睡眠をとる
睡眠不足で検査を受けてしまうと、尿蛋白が陽性反応になるとされています。
この陽性反応が実際の体の具合が悪くもないのに出てしまう時は、睡眠不足や過労などの影響があるかもしれません。
なので少なくとも検査の前日くらいはゆっくり休んで、睡眠も十分にとってから望むようにしましょう。
10ビタミン剤などを摂取を避ける
検査前日やその直前数時間前にビタミン剤などを摂取しないようにしましょう。
尿検査で摂る検尿にこのビタミンCが大量に含まれていると正確な成分検査が行えない場合があります。
過剰摂取したビタミンCは24時間後でも排出されてしまう可能性がありますので、出来るだけビタミン剤は控えるようにしましょう。
最後に・・
尿検査は可能であれば朝一の最初の尿をとるのが理想です。
けど入院でもしていない限りむりがありますよね。
使用する紙コップについては、病院によって備え付けの紙コップを使ったり、検査のたびに手渡ししてくれたりと様々です。
必ず自分の名前が紙コップの名前と合っているか確認して下さいね。
今回は 尿検査を受けるときに気を付けること10選についてでした。
最後まで見ていただきありがとうございました。