【貧血になりやすい】鉄分が不足しやすい人10選
貧血の原因には過剰な出血、赤血球の材料不足、血を作る機能の病気、赤血球を破壊する病気などで起こります。
今回は貧血になりやすい人10選を紹介します。
鉄欠乏性貧血は
鉄欠乏性貧血は体の中で鉄が不足して起こる病気のことです。
体に貯蔵してあるはずの鉄が失われ、血液中の鉄が不足してしまって貧血が起こります。
貧血は男性よりも女性に多い
貧血は男性よりも女性に多く見られます。
女性は月経により血液や鉄分を失うことで貧血になりやすくなります。
食物の違いなども原因であると思われます。
貧血は若い人だけではなく、高齢になっても貧血は増加するようです。
それでは貧血を起こす原因にはどんな物があるのか?
10選のこんな人を見ていきましょう!
貧血になりやすい人10選
1鉄の摂取量不足している人
食事からの鉄の摂取量不足によって、鉄の不足による鉄欠乏性貧血で、ヘモグロビンの原料として必須であるミネラルの鉄量が体内で不足して十分な大きさや量の赤血球がつくられなくなってしまい貧血がおこります。
2妊娠や出産している人
妊娠や授乳期はからだが必要とする鉄分の量が増えます。
なので通常の摂取量では不足することになって貧血が起こります。
3月経過多の人
女性では月あたりの生理による出血は約40mLと言われ、鉄としては20mg失うことになります。
特に 月経過多の方は貧血になりやすいです。
4子宮筋腫がある人
子宮筋腫は、子宮にできる筋肉の「こぶ」のようなものです。
良性の病気なので直接命にかかわることはありませんが、貧血や重い生理痛の原因になることがあります。
5極端なダイエットをしている人
ダイエットによって、食事量が減ると鉄の摂取量も不足しがちになるので、貧血を起こしやすくなります。
ダイエットで食事を制限する思春期の若い人は貧血に気をつけましょう。
6食事の栄養バランスの偏りがある人
栄養のバランスが悪いと造血に必要な栄養素が不足して、鉄の吸収をよくするビタミンCなども不足するので貧血になりやすくなります。
7ビタミン不足している人
ビタミン不足によって貧血がおこります。
特にビタミンB6、ビタミンB12や、鉄の吸収を良くするビタミンCが不足していることが、鉄欠乏性貧血を引き起こしてしまいます。
8 免疫の異常のある人
自己免疫性溶血性貧血と呼ばれることもあり、 何かしらのきっかけによって免疫機能に異常がおこります。
自身の赤血球を破壊してしまうことから貧血の症状を示す病気です。
貧血は 免疫の異常で振動や衝撃が過度にかかるスポーツ などが原因で起こることもあります。
9内蔵の病気を持っている人
腎臓の病気 、肝臓の病気 、骨髄の病気 などが原因となります。
腎不全により赤血球産生促進をするホルモン(エリスロポエチン)の応答が悪くなったり、肝臓の病気や内分泌異常で腎臓由来のホルモンが影響を受けることもあげられます。
10消化器系の疾患の人
胃潰瘍、胃がん、大腸がんなどの消化器系の疾患などによる慢性的な出血があげられます。
疾患により切除することで貯蔵鉄がなくなり赤血球が減少することで貧血の症状があらわれてきます。
最後に・・
貧血を引き起こす原因にはいろいろあります。
その原因を突き止めずに放っておくと、 危険な病気が隠れているのに気がつかない場合もあります。
下記のような症状がある場合には我慢しないで、かかりつけ医に相談してみて下さいね。
今回は【貧血になりやすい】鉄分が不足しやすい人10選についてでした。
最後まで見ていただきありがとうございました。