【熱中症になりやすい人】10選
熱中症. 高温、多湿、風が弱い、地面や壁などから伝わる熱があるなどの環境では
なりやすくなります。
熱中症は軽い初期症状だと気付きにくいですが、今回は熱中症になりやすい人10選を紹介します。
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できなくなって体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまい体温の調節機能が働かくなってしまいます。
熱中症の症状
熱中症の症状としては、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こしてしまいます。
睡眠をよく取る
熱中症は寝不足によって脳の働きが鈍くなっていると、体温調節のための機能もうまく働かなくなってしまいます。
夏は夜も気温が高くなるため寝不足になりやすいですが、エアコンなどをうまく利用して十分な睡眠時間を確保できるようにしましょう。
熱くなってくると熱中症の人も増えてきますね。
そこで熱中症になりやすい10選のこんな人を選んでみました。
熱中症になりやすい人10選
1高齢者や子供
高齢者の人は体温調節機能が低下しているため、体に熱がこもりやすくなります。
高齢者なると暑さやのどの渇きを感じにくくなるので、体が出しているSOS信号に気づきにくくなっています。
このため、暑さ対策が遅れることがあり、熱中症が発生する危険が高くなります。
また小児や乳幼児は、体温調節機能が未発達です。
特に汗をかく機能が未熟で、体に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすいのです。
また、自分で水分を補給したり、服を脱ぐなどの暑さ対策ができないことも熱中症への危険を高めます。
2運動に慣れていない状態でスポーツを始めた人
運動をしているときは、比較的温度が低くても熱中症になることがあります。
特に運動不足の人は、汗をかく機能が低下しているため、熱中症への危険が高くなります。
まだ運動に慣れていないため、自分の身体の状態がわかっていないため無理をしがちです。
中学・高校の運動部の一年生は、特に熱中症の発生が多くなっています。
3血圧降下剤など利尿作用のある薬を服用している人
降圧薬の中には、尿の排出を促して塩分を体外に出すために利尿作用を含んでいるものがあります。
これも脱水症の一因になるため熱中症ににも注意が必要です。
4朝食を抜くなど、食事が不規則な人
食欲が低下すると熱中症になりやすいため、食欲がないときは食べられるものを選び食事を欠かさないようにしましょう。
時間や食欲がないからといって朝食を食べずに出かけてしまうと、体の水分タンクが空のまま活動することになるのでとても危険です。
朝食を摂ると水分だけでなく塩分も補給することができ、体温を下げる効果のあり
汗も出やすくなります。
夜更かしをしたり深酒、食事を抜くなど不規則な生活により体調不良で熱中症になる恐れがあります。
5肥満の人
肥満の人は、皮下脂肪が体内の熱を逃がす効率を妨げるので、体内に熱がこもりやすく熱中症への危険が高くなります。
肥満の人は皮下脂肪が厚く、体内で産生された熱の放散が難しくなるため、
体温が上昇して発汗しやすくなっています。
6二日酔いの人
二日酔いで脱水症状になってる人は、熱中症の危険が高くなります。
二日酔いで軽い脱水症状になると、のどの乾きを感じにくくなるので、のどが乾いてなくても水分を補給することが大切です。
7下痢をよくする人
下痢もあまりなじみがないのですが熱中症の初期症状としてみられることがあります。
下痢などで体内の水分が減っている状態の人は熱中症になりやすいです。
8基礎疾患を持っている人
糖尿病、高血圧、心疾患、慢性肺疾患、肝臓病、腎臓病、内分泌疾患などの疾患を持っている人は熱中症になりやすいと言われています。
9緑茶、コーヒー、紅茶をよく飲んでいる人
茶や紅茶、コーヒーなどは利尿作用があるので、飲んだ以上に尿として排泄されてしまいます。
その分脱水症状になってることもあるので熱中症にも注意が必要です。
10高温・多湿の環境で作業をする人
工事現場、製造業、農業、その他屋外での作業に従事する人も夢中で作業をしてると水分を取るのも忘れて、熱中症にになる人も多いです。
水分を補給せずにいることで体内の水分が減少すると、血行が悪くなります。
その結果として手足が冷たくなったり、口の中が乾いて唾液が出にくくなります。
熱中症の前ぶれかもしれません。
最後に・・
熱中症はいつもと同じ事をしていても体調不良の時にはなりやすくなります。
体調の悪い時は無理をしないで、こまめに水分を取るようにしましょう。
我慢しすぎないように、熱中症には気を付けてくださいね。
今回は【熱中症になりやすい人】10選についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。