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定期検査の血液検査と尿検査で糖尿病の血糖コントロールがすぐわかる

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糖尿病の診断にはいくつかの検査結果を参考に判断しています。
今回は毎月の糖尿病診察日で検査している、尿検査と血液検査でのHbA1c、空腹時血糖値、糖尿病の疑いがある時に検査をするブドウ糖負荷試験、それ以外に随時血糖値を

紹介します。

 

 



糖尿病の検査

 

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糖尿病は血糖値が高くなる病気です。

そしてその高血糖が続いている状態が糖尿病です。

 


私は糖尿病患者なのですが、毎朝空腹時血糖値と血圧を測定しています。

毎月の糖尿病内科の診察では毎日の血糖値と血圧を測った結果を持って診察に行っていす。

毎回診察の時に採血検査と尿検査をしてもらっているんですが、糖尿病患者は毎月の検査結果の中で一番気になるのがHbA1cの数値なんです。

HbA1cの数値が前月よりも下がっていたらうれしいですし、反対に数値が上がってたら落ち込んだりもします。
毎月の診察の日の前日から採血検査と尿検査の検査結果が気になって

毎回ドキドキで病院に通っています。

 

では毎月の糖尿病診察日や診察時に記録として持っていく毎日測定していることなど

どんな検査をしているのか紹介したいと思います。

 
 

尿検査

 

糖尿病の人の尿には健康な人と比べて特徴があります。

 糖尿病の人の尿に+が出ると多量の糖分(ブドウ糖)が含まれていることになります。

糖分が+になると尿の臭いが果実のように「甘いまたは甘酸っぱいような臭い」になります。

 健康的な人の尿の色は、普通だと淡黄色や淡黄褐色をしています。

糖尿病になった人は、トイレに行く回数が増え、尿の色がほぼ透明になることがあります。

尿の泡立ち 糖尿病の人が排尿をしたとき、きめの細かい泡が立つことが多いです。

 

尿検査では尿糖を調べるだけではない

 尿検査では尿糖を調べるだけではありません。

糖尿病の患者さんにとっては、腎臓の状態を表す尿蛋白の検査が尿糖よりも大切です。

尿蛋白が(+)と表記されると、それは「陽性」という意味です。

糖尿病の患者さんは病歴が長くなってくると腎臓が悪くなることが多く進行すると日常生活に支障が出てきます。

 

なので毎回尿検査は必要な検査なのです。

  

 
 

HbA1c

 

HbA1cというのは過去1~2ヵ月の血糖の平均値がわかる検査なんです。
糖尿病かどうか?が分かるHbA1cの数値の基準値ですが、、

 
  ・正常値   5.9%以下  
  ・糖尿病予備軍と呼ばれているのが 6.0%~6.4%

・糖尿病の可能性が高いのが 6.5%以上 です。

HbA1cは空腹時血糖値だけではわからない、過去の1~2ヵ月の血糖値の平均が出てくるので、 私たち糖尿病患者は空腹時血糖値の数値も気になりますが、HbA1cの数値が毎月の糖尿病定期検診で最も気になる数値なんです。

 

それは何故かというと、HbA1c数値によって今後の治療方針や目安も変わってくるからそれだけ大切なのです。
担当医も毎月の定期検診でのHbA1cの数値によって食事法や運動の仕方を見直したりしてくれてるので糖尿病患者にとってHbA1cは有難い検査なのかもしてません。


しかし診察日の当日、検査結果の数値がよければすごくうれしくて、気が緩み普段治療のために我慢している食事をその日だけのご褒美だと思って、少し食べ過ぎたりする

日も作ってみたりしてます。

反対に数値が前回よりも上がってたりすると 落ち込んだりしてしまいます。

もうこれ以上頑張れないぞ!て投げやりな気持ちになってしまったりもするんです。

それでも反省して、やっぱり頑張ろう!と気を引き締めたり検査の度に繰り返しの日々なんです。

 

 

 

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空腹時血糖値

 



空腹時血糖値は、10時間以上絶食した状態で計測です。

 食事前、血糖値がもっとも低くなっている状態の値を判定しています。  
 
 空腹時血糖値の数値の基準値ですが、  
   ・正常値    80mg/dl~99mg/dl  
   ・糖尿病予備軍と呼ばれている   100mg/dl~125mg/dl  
   ・糖尿病の可能性が高い   126mg/dl以上

普通の人だと空腹時血糖値が100を超えると心配になると思います。


けど糖尿病の私は、血糖値を毎日計ってますが、前日食べたものによって空腹時血糖値が150前後の日もあったりします。

120前後だと優等生の日なんですよね。
私の場合は、空腹時血糖値は高い日が多いわりにHbA1cの数値は低いほうなんです。

 

反対に空腹時血糖値は毎日低いのにHbA1cの数値は高い人もいます。

血糖値の上がり方は人それぞれなので空腹時血糖値の数値だけよくても喜べないのです。

 

 

 

随時血糖値

 
 
 随時血糖値(ずいじけっとうち)は、特に食事からの時間を決めずに測定する場合の事をいいます。

空腹時血糖値が126mg/dLを超えていた場合や健康な人では140mg/dlを超えることはほとんどないので、随時血糖値が200mg/dLを超えていた場合は糖尿病になっている可能性が高いので、もう一度検査する必要があります。

中には糖尿病と気づいいていない人の中に、空腹時血糖値が正常でも、二時間後などの随時血糖値を測定すると140を超えている人か沢山います。

 

糖尿病と気づいてない人は随時血糖値は計る人は少ないと思います。

なので隠れ糖尿病と言って、 糖尿病予備軍に気づかれてない人がまだまだたくさんいるのだと私は思っています。

 

 

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ブドウ糖負荷試験

ブドウ糖負荷試験は糖尿病が疑わしいと思われた人がする検査です。


ブドウ糖負荷試験でわかる血糖数値です。
インスリンがどのように効いているのか、人によってインスリンの効き方が違ってくるので、ブドウ糖負荷試験をするとインシュリン効き方がわかる検査の一つなのです。

ブドウ糖負荷試験は、血糖値を測定した血液中のブドウ糖濃度での糖尿病の診断や血糖コントロールの目安としています。
血液中のブドウ糖濃度である血糖値は、食事により大きく変動しています。

 

随時血糖値の 測定法は、ブドウ糖75gを水に溶かしたものを飲みます。
血糖値を30分後、1時間後、2時間後に計測していきます。
そして食後のインスリンの効き方を判定していくのです。

 

ブドウ糖負荷試験での血糖値が   
  

・正常値  80mg/dl~139mg/dl   
   ・糖尿病予備軍と呼ばれている  140mg/dl~199mg/dl  
  ・糖尿病の可能性が高い   200mg/dl以上

ブドウ糖負荷試験の検査結果によって今後の治療法が違ってきます。

 

ほとんどの食べ物は、血糖値が上がりやすいもの上がりにくいものは基本同じですが、

同じものを食べたとしても人それぞれ血糖値の上がり方や下がり方、インスリンの出かたや効き方が人によって違ってくるのです。これは同じ糖尿病患者でも違ってきます。

同じものを食べたはずなのに不思議ですね。

 

例えば・・

同じ糖尿病患者さんが食べたものが血糖値があまり上がらなくて、自分も大丈夫だと

食べてみたら血糖値が上がった。てことがよくあります。

なので他の糖尿病患者さんが大丈夫なので自分も大丈夫ではなく、上がりにくい食べ物の一つとして参考にする程度にしていなければ痛いめに合うのです。

 

 

 

血糖値は人それぞれ

 

 糖尿病の進行度は、空腹時血糖値、随時血糖値、HbA1cの数値を総合的に見て判断されます。

ちなみにこの数値は「糖尿病の診断の基準値」なので糖尿病患者は上記の数値を目標に頑張っている人はたくさんいます。

 

けれど、糖尿病患者それぞれが基準値の目標が違うと私は思っています。

例えば、インスリンを打つている人たち、特に1型糖尿病の人たちは上記の数値を基準値にすると低血糖ばかりになってしまい、返って危険があって命にかかわってきます。

なので毎月の検査結果の数値が診断基準値から離れていても毎月の数値が出来るだけ安定してて、大きく上がったり下がったりしなければ、自分なりの基準値でいいと思います。

検査結果の数値の安定と簡単に言っているように思いますが、糖尿病患者に取って毎月の検査結果を安定させるというのは本当に大変で難しいことなんです。

 

 

最後に・・ 

今回は糖尿病になるとどんな検査をするのか紹介しました。
少しでも糖尿病を理解していただけたら、うれしく思います。

もし空腹時血糖値が100mg/dlを超えているようなら糖尿病になる前に、できるだけ早く随時血糖値とHbA1cの検査をしてもらってくださいね。

 

 

 

 今回は定期検査の血液検査と尿検査で糖尿病の血糖コントロールがすぐわかるでした。

 

 

最後まで見ていただきありがとうございます。