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歯周病は男性よりも女性の方がなりやすくそれには女性ホルモンが関係している

 


           

 

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歯周病は男性よりも女性の方がなりやすく、それには女性ホルモンが関係しています。

 女性には歯周病にかかりやすい時期が人生の中で思春期、妊娠期、 更年期の3回から4回あります。それぞれの原因や症状、気を付けることなどを紹介します。

 

 

 

 

女性は男性よりも歯周病にかかりやすい?

 

 女性のほうが男性よりも歯周病にかかりやすいのは本当です。

歯周病のプラークの中の細菌と女性ホルモンが密接にかかわっているためです。

 

 その中でも女性には歯周病にかかりやすい時期が人生で3回から4回あるといわれています。

歯周病は適切な処置をしなければ歯肉炎から歯周病へと進行する場合もあるので気を付けたいです。

 

 

 歯周病にかかりやすい時期

 

女性には歯周病にかかりやすい時期、思春期、妊娠期、 更年期の3回です。

 

実際に歯周病から歯を抜くことになってしまった私は 全ての時期を体験してみて確かにそうだと思ったことなどを紹介したいと思います。

 

それではそれぞれ見ていきましょう。

  

  

  思春期性歯肉炎

 

 

 思春期に起こる歯周病を思春期性歯肉炎といいます。

 

思春期に歯周病になりやすい原因 

思春期は女性ホルモンがつくられ始める時期なので女性ホルモンが多量に分泌されます。

歯肉の血液循環が促され歯肉は刺激に対して敏感になるので歯肉に炎症が起こしやすくなります。

 

歯周病の症状

女性ホルモンがつくられ始めるこの時期は、月経の度に歯茎の晴れや発赤など、歯肉炎になりやすくなります。

 女性ホルモンが増加することによって、歯肉の知覚が敏感になり、ちょっとした刺激でも大きな反応が現れ、人によっては痛みを伴う場合があるんですね。

思春期はストレスが多い

思春期は人間関係や将来の不安などでストレスを感じやすい時期でもあります。

試験前後の時期や受験を控えていると、寝不足やストレスにより体の抵抗力が低下して、歯肉炎を起こしやすくなりますからね。

イライラやストレス、不安を解消する方法を見つけて歯周病予防をしましょう。

 

 

気を付けること 

症状として口の中に痛みや違和感を感じたり、口臭が気になったりする場合もあるります。

この時期は歯周病になりやすいなんて、当時の私も知りませんでした。

ご両親は娘さんに対して、念入りな歯磨きの必要性や食事に対して気を付けてあげて欲しいと思います。

ご本人は一人で悩まずに、ご家族や歯科医にご相談して欲しいと思います。

 

 

 

 妊娠性歯肉炎

 

 妊娠中に起こる歯周病のことを妊娠性歯肉炎と言います。

 

 妊娠中に歯周病になりやすい原因

妊娠中はつわりなどで食生活の偏ってしまうことが多いですよね。

匂いに敏感になってしまうので、しょうが無いですよね。

他には唾液の質の変化やホルモンバランスなどが大きく変化する時期なのも原因です。

 

歯周病の症状

妊娠と共に女性ホルモンが大量に分泌され歯肉溝内での濃度が上昇し、歯肉の晴れや出血などの症状が現れます。

 

  妊娠中は歯磨きが辛い 

つわりを繰り返すこともあるため、歯ブラシが口の中に入るだけで気分が悪くなり、十分にケアできていないことが多くなります。

そうすると、口腔内が不衛生になり歯周病の原因となるプラークを溜めやすくなるため、歯周炎を起こしてしまいます。

 

妊娠中はつわりなどで歯磨きがしづらい時がありますよね。

そんなの時にはキシリトールガムを噛むなどをして、唾液の分泌量を確保するのがいいです。

もともと歯周病の人は

もともと歯周病がある人は妊娠中は歯周病が悪化しやすい時期なので、口腔内をいつも以上に清潔に保つよう心がける必要があります。

なので妊娠に備え歯の治療を終えておくのが理想的ですね。

 

 

 

 更年期性歯肉炎

 

更年期に起こる歯周病のことを更年期歯肉炎と言います。

 

更年期とは

 更年期とは、閉経前後の数年間のことをいいます。

女性は40代〜50代にかけて更年期を迎えます。

 

 更年期に歯周病になりやすい原因

この時期になると、女性ホルモンの分泌量や、唾液の分泌量が急激に減っていきます。

 

歯周病の症状

歯肉に痛みが走ったり、味覚の異常が起こったりして様々な症状が現れるようになります。

 

 骨粗鬆症が歯周病を悪化させる?

骨粗鬆症とは、骨の組織が弱くなり、骨密度が減少する疾患です。

更年期になると骨が弱くなって骨粗鬆症の症状が出やすくなります。

 

骨粗鬆症は特に女性に多く、女性ホルモンが少なくなって来る更年期に増加すると言われています。

骨粗鬆症の症状が進行すると骨の密度が減少してしまって 口の中にも影響を及ぼすことになるので、歯周病と関係してくるのです。

 

更年期の歯周病は若い時のケアが影響

 

更年期に必ず歯周病が発症するわけではないようです。

若い時からのケアの積み重ねが、この時期に影響を与えていきます。

 

女性にとって更年期は苦痛の多いことばかりです。

少しでも快適な生活を送るためにも若い時から歯周病の危険性を理解して、定期的な健診と日頃のケアを心がけて欲しいと思います。

 

 

 

最後に・・

歯を抜くのは苦痛です。出来るだけ自分の歯でいられるように、 

女性は歯周病になりやすいのだという事をしっかりと理解してもらえたらと思います。

そして、女性ホルモンの分泌量の増加で歯周病が悪化しやすい、思春期、妊娠期、更年期を知って、適切な予防処置がとれるよう心がけて欲しいと思います。

 

 

 

 

今回は歯周病は男性よりも女性の方がなりやすくそれには女性ホルモンが関係しているについてでした。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。