歯周病になりやすい人10選
歯周病にはなりやすい人となりにくい人がいるようです。
なりにくい人というのはきちんと歯磨きができている人ですが、歯磨きをきちんとしていても歯周病になりやすい人がいます。
今回はどんな人がなりやすいのか紹介したいと思います。
歯周病とは
歯周病とは、歯と歯ぐきの間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こって歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨( 歯槽骨)が壊されていく病気です。
炎症が歯ぐきに限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎(歯槽膿漏)と呼ばれます。
歯周病にはなりやすい人がいます。
どんな人がなりやすいのか見ていきましょう。
歯周病になりやすい人10選
1歯を磨かない人
歯を磨けていない人は歯周病になりやすいというのはもっともなんですけど。
歯を磨かないでいると歯にプラーク(歯垢)が付き、口の中が細菌でいっぱいになってしまいます。
歯を磨かない人は間違いなく歯周病になるリスクが高まりますね。
歯みがきやお口の中のケアは歯周病だけではなくむし歯予防の基本ですので、しっかり歯は磨きたいですね。
2歯磨きが雑な人
歯磨きは毎日朝晩磨いていても表面だけ磨いていては意味がありません。
歯磨きは表面だけを磨くのではなく、歯と歯茎の間の歯垢を取るように磨いて欲しいと思います。
3歯並びが悪い人
歯並びが歯周病の直接の原因になるわけではないようですが、歯並びが悪いと歯と歯が重なっていたり、おかしな方向へと生えていることも多くて、確かに隅々まで磨きにくいですよね。
細かい部分までしっかりと歯磨きがしにくいことでプラーク(歯垢)が残っている可能性も多くなりそうです。
プラークはやがて歯石となって歯周病になりやすくなりそうです。
年齢と共に歯並びが悪くなる
歯並びは年を重ねると悪くなる傾向があります。
歯が外側に開き、若いときはきれいな歯並びだったが、
50歳を過ぎて歯の間に隙間ができてくる人が多くなるようです。
そうすると歯がみがきにくくなり歯周病のリスクにつながりますので注意が必要になります。
4歯ぎしりをする人
歯ぎしりをすると、歯に力がかかり、歯や歯ぐきへのダメージが歯周病を悪化させます。
歯ぎしりにも種類がありますが、最もよくない歯ぎしりは歯を横にスライドさせる歯ぎしりが悪いです。
5口をよく開けている人
口の中は粘膜でできて唾液でおおわれているので、細菌が付きにくい状態になっています。
口を開けていると口の中が乾燥するため、歯周病菌が増幅します。
鼻が悪い人はどうしても口呼吸になっている人が多いですよね、口呼吸の人は要注意です。
6糖尿病の人
糖尿病で免疫力が低下している人は歯周病を発症しやすく悪化しやすいです。
なので普段からのケアーを気を付けないといけませんね。
7 心臓病がある人
歯周病菌は歯肉から血管をとおって心臓にも移動するようです。
歯周病菌は心臓にも付着して悪化させてしまうんですね。
8アルツハイマー病の人
歯周病菌がアルツハイマー病の脳に直接や間接的に悪さをするんですね。
9降圧剤飲んでいる人
歯周病に最も影響するのは、降圧剤ではないかと言われているよいです。
服用している人の口の中を見ると歯ぐきが腫れている人が多いようです。
特に中高年になって血圧が高くなり降圧剤を使用して歯周病になる人が多いようなので注意したいですね。
10定期検診を受けていない人
口に中は自分では中々チェックはしないですからね、歯科医の定期検診を受けていると定期的に歯垢や歯石を取り除いてくれるので普段から手入れができていない人には一番のオススメです。
最後に・・
歯周病になりやすい人でも、しっかりと予防をすれば症状の進行を食い止めることができます。
予防でもっとも大切なのは、しっかりと隅々まで磨く歯磨きになります。
毎日歯磨きをしているのに歯周病になってしまったという人は、歯の表面だけを磨いて、歯茎を磨いていない人が多いようです。
歯と歯茎の隙間を優しく磨いてしっかり歯垢を取り除く歯磨きを心がけましょうね。
今回は歯周病になりやすい人10選の でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。